兜町の街づくりを担う飲食

株式会社イートクリエイターが兜町に4つのブランドからなる食の複合ショップ「BANK」を12OPENしました。

銀行として使われた場所をリノベーションして、所々にその面影を残しており店頭には推定樹齢1000年のオリーブの木を新たに植えて、兜町の新しいシンボルとして地域のDNAを継承しながら、飲食店というよりは新たな街のコミュニティハブになりそうな期待感があります。
展開するブランドのネーミングも兜町にちなんで、ベーカリーは『BANK』ビストロは「yen」、コーヒーバーは「coin」と店に訪れる人に対する地域コミュニケーション戦略も感じ取ることができます。

オリーブの木

 

BANK(ベーカリーショップ)

 

ビストロ「yen

 

Café&バー「coin

 

イートクリエイターは今回BANK出店で、兜町に4つ目の店舗となります。
スイーツの「ease」、創作フレンチの「Neki」チョコレートとアイスクリームショップの「teal」証券マンが集まる兜町のイメージとはかけ離れた出店業態、平日と土日の落差を考えると、商売としてどうなんだろうとつい考えてしまうのだけど、お店に対するファンの根強さが、兜町に新たな集客をもたらしており、街を盛り上げる大きな役割を担ってるように思います。

その意味で、私は飲食店は今後の街づくりのエンジンであり、不動産価値向上の有力なコンテンツだと捉えています。今後のイートクリエーターの動向に注目です。

 1事業者が成し得るものでなく、エリアディベロッパー及び公的機関も含め横断的な動きが活発になれば、街はますます盛り上がっていくように思います。